住宅ローンを組む際、
変動金利と固定金利の選択で悩むことはないでしょうか?
借り手側からの事情から検証します。
一番の要因は、やはり目先の返済額の安さでしょう。
例えば、、
あるメガバンクの今月の変動金利は、0.625%。
全期間固定金利ですと、今月は1.650%です。
借入金額3,000万円、期間35年の返済額は、
変動の場合、毎月79,544円、総返済額3,341万円
固定の場合、毎月94,075円、総返済額3,951万円
その差、毎月14,531円、総返済額で610万円。
ここだけ見ると、変動金利を選択するのはごく自然です。
だからでしょう、以前は、全住宅ローンの約80%は変動金利でした。
しかし、今その割合は、約60%程度にまで低下しています。
さあこのトレンドの変化は何なんでしょう?
いつまでもこの低金利が続かないと考えている人が
将来を見越して、固定金利を選択している証左ではないかと
私は勝手に思っています。
日本人も金融リテラシーが上がってきたのかもしれません。