変動金利の注意点

住宅ローンを借りる方が変動金利を選択される時、

私は金利情報を提供するだけではなく、

借り手の『体力』についても話をさせていただきます。

想定外に金利が上昇した時のことを話すのです。

ここで言う、体力とは、

リスク許容度やストレス耐性を含んだ概念です。

そもそも金利は、上がったり下がったり変動するものです。

借り手にとっては、金利が下がっている時は、いい気分ですが、

上がっている時は、気が気ではありません。

どこまでの金利上昇なら、心穏やかにいられるのか?

これが『リスク許容度』です。

金利上昇に伴い、当然ながら返済額も上昇します。

どこまでの金利上昇なら、延滞なく支払っていけるのか?

日常生活に経済的な支障をきたさないか。

これが『ストレス耐性』です。

これらを踏まえず、変動金利を安易に選択するのは、

あまり得策ではありません。

変動金利を選択するなら、

目先の返済額の安さにだけに注目するのではなく、

自分の体力をしっかり見極めた上で借りることをお話いたします。

関連記事

最近の記事

  1. 2016.03.14

    地鎮祭
財務省


経済産業省


厚生労働省


金融庁


日本政策金融公庫


日本商工会議所
PAGE TOP